ラサール中学紹介
| 年度 | 募集数 | 受験者数 | 倍率 |
| 2024 | 160 | 817 | 5.1倍 |
| 2023 | 160 | 846 | 5.3倍 |
| 2022 | 160 | 632 | 4.0倍 |
言わずと知れた鹿児島一の名門中高一貫校です。
全国各地で定期的に学校説明会を実施しており、寮もあることで全国から生徒が集まる中学校です。名古屋では、例年7月に開催されています。
男子校で、中学寮は1年生~3年生の8人相部屋、高校寮は全員が個室になっています。高校3年生は受験勉強時間の確保が必要なため、消灯時間のある寮を出て下宿で生活することになります。
授業レベルは高く、授業内であつかう応用問題が多いため大変な面もあります。
しかし、2024年度大学合格状況をみると、東京大学37名、九州大学32名、京都大学7名と最難関国立大学への合格者数が圧倒的です。
また、例年最難関レベルである医学部医学科への合格者率も例年35%前後と目を見張るものがあります。
授業の特徴
本校の授業スピードは非常にスピーディです。テストも豊富にあり、学期毎の中間テスト、期末テスト、実力テスト以外にも課題考査、朝テスト、週テスト、模試、英検などがあります。公立中学校や他の中高一貫校の定期試験と違い、高得点を取ることは難しいテストが多いのが特徴です。
実質的には最上位の生徒を除き、常に順位が乱高下する環境下において努力の重要さを生徒全員が認識しています。そういった意味では、とても刺激的で学習に関して厳しい学校であると言えます。
2024年度入試問題分析
論説文・説明文、物語文・伝記、随筆文から2つがそれぞれ大問として出題されます。
ここ2年は論説文と随筆の組み合わせが続いています。
また、記述問題が数ある私立中高一貫校の入試問題の中でも圧倒的に多い学校です。
2024年度は、随筆文で、60字以内が2題、50字以内が2題出題され、論説文では、70字以内が1題、120字以内が1題、60字以内が1題出題されております。
入試説明会でも毎回説明しており、記述問題に対するこだわりは相当なものです。国語における合格点を取ろうと思ったら、記述問題をなんとかしなければならないと言っても過言ではありません。
これだけで、気概のある受験者だけが残るという、入試以前に選抜が始まっているような気にさせられる学校です。
楽しんで勉強するだけではなく、つらいこと、大変なことにも真正面から立ち向かう生徒に入学して欲しいという学校側の思惑が見て取れます。
ここまでご覧いただいて、「あ、うちの子だめだわ」と思った方も数多いことでしょう(笑)
実はそんなことはないのです。
それをここから具体的にお伝えしていこうと思います。
記述問題について
記述問題の中身を見ていくと字数のわりに難度はそう高くないことが分かります。
2024年度の入試問題における随筆文をひとつずつ解析していきましょう。
問3 60字以内の記述「普通の寄り道とはどうすることですか」という問題で、すぐ前にある具体例をまとめた上で、一般的な(抽象的な)言い方にかえて記述します。
「どうする」の指示内容を記述するものと言えます。
問5 50字以内の記述「感覚のリセット行為とはどうすることですか」という問題で、同様にすぐ後ろの具体例をまとめた部分を抜き出します。
これも「どうする」の指示内容を記述するものと言って良いでしょう。
問6 50字以内の記述「そうした無意識の行動自体が自分自身を縛っているとはどういうことですか」という問題で、前に書いてある説明をわかりやすく自分の言葉で記述するだけの問題です。難度は低めです。
問7 60字以内の記述「弱い自分とありますが、筆者はそれをどういう自分として説明していますか」という問題で、これも問6と同様に前に書いてある説明をわかりやすく自分の言葉で記述するだけの問題です。本文内容が少し長いので、まとめるのに少し考えることになりますが、難度は低めです。
このように、記述量は多いのに対し難度は高くありません。
訓練すれば、クリアできるレベルなのです。
ひとつ注意するとすれば、年度によって100字を超えるものが出ることもある、ということです。難度があまり高くなくとも、字数が100を超えるものになると、そこに的を絞った一定の訓練が必要になります。
修英塾では、必要に応じて、記述(といってもさまざまな種類の記述がありますが)に絞った学習カリキュラムを組むこともあります。
個々の課題点に合わせて弱点をなくしていく指導です。
最後に、記述問題の対処方法については、別ブログにてお伝えしていこうと思います。ぜひそちらをご覧ください。