●ただいま店舗改装中【愛知県日進市の国語専門塾】

日進市香久山町に5月9日(木)に国語・化学専門 修晃塾が開校します。

同時に、同じ店舗内にて苔専門店「苔らんまん」を開店いたします。

MEGAドンキ・ホーテ香久山店さんの前の大通り沿いに店舗ができます。以前は、ずいぶん長い間お花屋さんが営業しておりましたが、年齢的な理由により店を空けられました。その後ご縁あって、そこに入ることになりました。

改装日記第二段です。

塾とは関係ない投稿になりますので、興味がない方は、スルーしてください。

今回、製材所という場所へ行ってきました。理由は、おがくずをもらうためです。

おがくずというと、理科で少し習った記憶があるでしょうか。木を削ったときに出る木屑のことで、水の中に入れて水を温めたり冷やしたりすると、水が対流することでおがくずが動きます。これにより水の動きが可視化されるという風に使われたりするものです。カブトムシの飼育にもよく使われたりするので知っている子どもも多いのではないでしょうか。

製材所についてもご説明しておきましょう。

簡単にいうと、木を切って板にしたり柱にしたりする場所です。木は見た目以上に水分を含んでいるため、材料として使うと乾燥したときに歪んでしまいます。そうならないように、その加工をした木材を何ヶ月も乾燥させておくために保管する場所でもあります。その性質上、とても広いスペースを必要とします。

中には、見たことのない大型の機械がたくさん並んでいました。

どのように使うのか全くわからないものばかりでしたが、製材所の社長に、店舗のディスプレイ用にいただいた木の板を切っていただいたときに「あ、そうやって使うのね」とわかりました。

2.3mの長い板をいともあっさりと真っ二つに切る技術は、それは見事なもので、熟練の技を堪能した瞬間でした。

店舗を持つ身としては、店内をお洒落にしつらえるアイテムとしての無垢板(合板ではない木の一枚板)は非常に魅力的で、この製材所にはその原木が数多く並んでいたため、まるで宝の山のように見えます。

話をおがくずに戻しますと、実はこのおがくずは農業分野では非常に有用なものになります。

消臭効果が優れているために、養豚場や牧場に使われたり、最も多い使用目的としては、牛糞と混ぜて発酵させることで堆肥としての成果が期待できることです。

詳しい科学成分については割愛しますが、農作物だけではなく、今回開業する「苔」の中で、ある種類の苔についても非常に有用なことがわかっています。

それは「ホソバオキナゴケ」というもので、杉の木の皮にくっついて生育しているのを、林に入った際よく目にします。

本来、杉の木の皮には「リグニン」という化学物質が含まれていて、これが好気性細菌によってきちんと分解されていれば堆肥として非常に優秀なものになりますが、分解されていなければ「リグニン」によって植物の成長が阻害されることがあります。この「ホソバオキナゴケ」はそんな「リグニン」が多く含まれる杉の生木に張り付いて成長する植物です。こんな不思議な生き物はなかなかいません。

実は、「苔」の分類について研究している方は数多くおられますが、生態について研究している方はほぼいません。日本ではほんの数人です。それくらい難しい植物ではあるのですが、その生態は神秘に満ちており、研究のしがいがあります。光合成の能力が観葉植物に比べて非常に高い苔もいます。水分がなくなると縮んで成長しなくなりますが、冬眠のような形で自信を保存しており、水を与えると再び生き生きとする苔も多くいます。

まだまだわかっていないことが数多くある「苔」は将来の研究対象としても申し分ないと思います。

「苔らんまん」では、その苔を使ったテラリウムや苔玉、岩に苔をつけた着生岩などを販売、もしくはワークショップで扱います。

興味のある方はぜひ一度店舗を覗いてみてください。