読解の公式

当塾では、読解というものを公式化しています。
その理由は、一言でいうと「解答に再現性を持たせるため」だと思っています。
つまり、「前回のテストではよくできたけど、今回は全然読めなくて解けなかった」ということを防ぐためです。

なんとなく棒線部の前後から答えになりそうな部分を探す、とか読んでいて一番答えに近い部分を探す、などの曖昧で「なぜその答えにしたのか」を明確にできない解き方では、今まさに読んで解いている文章については分かるけれども、他の文章だと分からない、ということになってしまいます。国語の勉強の仕方としては間違っているとは言わないまでも、これではいくら勉強しても国語の点数が上がらないどころか安定しないのは当然だと思います。

そういう状態が続くと、お子様は国語の勉強の仕方がわからないから、と言って漢字・言語事項しかやらなくなります。平たくいうと、国語の勉強がおろそかになってしまうのです。一番顕著なのは、国語のテスト(模擬試験や実力テストなど)の「やり直し」が、「答えの写し直し」になってしまうことです。

テストというものは、どうやり直しするかで実力のつき方が大きく変わるものだと思っています。とある大手集団指導塾で中学受験を志すご家庭の保護者にこの話をすると、「そうそう!でもウチの子、テスト直しは全然やらないのよ〜結局やる時間がないし、授業ではどんどん次の単元に進んでいっちゃうからやり直ししてもあんまり生かされないのよね〜」と言って笑っていました。

テストのやり直しはなぜ大事?

私は以前、15年ほど大手集団指導塾で教鞭を取っていたので、同じ状況の子どもが集団塾にはたくさんいることを体験的に知っています。なぜなら、先ほどのセリフの中にもある通り、集団指導塾、特に中学受験塾においては、6年生の終わりに受験というゴールが控えており、そこから逆算して早めにカリキュラムを終わらせなくてはなりません。早め、というのは受験前半年から1年は過去問対策になるからです。
しかも、ほぼ毎月のように実力テストや模擬試験があります。それは直近で習った範囲がテストの出題範囲であることが多いのです。

つまり、カリキュラムがどんどん進んでいくので、次のテストにむけて新しい単元をどんどん学習していなかくてはならない、というのがテストのやり直しを避ける大きな理由なのです。

…というのが保護者からみた話ですが、実際には一回解き終わったものをもう一回解き直すのが非常に面倒であるという子どもならではの理由もあるでしょうし、何よりどうしてその答えなのか分からないし、質問をしようとしても先生が忙しいということも大きく影響しているでしょう。

しかし、国語のテストの解き直しは非常に有用です。
どこにどれだけ時間がかかったか、抜き出し問題では必要箇所をどのように探し当てたのか、記述問題は文章をどのように組み立てていったのかに加えて、問題文全体の構造がどうなっているのかを理解することで同じ構造の文章に強くなるのです。

話が長くなりましたが、これが「再現性」です。
解き方・読み方の「再現性」を手にした子どもはとても強いです。
文章には必ず型があり、その型を知っていることは武器になります。解き方においてもそうです。これは、子どもに限ったことではありません。社会人でも、文章を読んで理解し、人に伝える仕事をしている方は、読解した上で人に分かるように要約して伝える技術が必要です。

様々なニーズに対応しています

ですから、当塾に通塾を希望される方は小学4年生から高校生までと謳ってはいますが、実際には社会人の方の文章力を上げる練習なども行うことができます。

当塾では、体験授業で文章の型の一部を知ってもらいます。その上で、当塾の授業内容、講師の雰囲気などを見ていただきます。通常授業では、論説文を題材にして筆者の言いたいことを掴む練習を行います。
体験授業については、受けるお子様の学年や当塾への要望等をふまえ、授業内容は適宜変更しております。これは事前にご相談しております。

体験授業とはいえ、単なる体験で終わらないように気を配っています。
必ず新しい発見があり、学ぶ意欲がわくように心がけています。

要約力をつけて、読解力を上げる「100字要約」


また、当塾では、読解力をつける最適な学習の一つに「100字要約」があります。文章を読み、それを100字以内で要約する、といえば単純ですが、読解が苦手な子にとってはかなり難しいでしょう。
文章を要約するには、大事なところとそうでないところを分けて、何度も繰り返し出てくる表現内容は1つにまとめて結論につなげていくという手順が必要です。
読解が苦手≒要約が苦手という公式が成り立つくらい、2つの要素は密接に関係しています。
ですから、読解公式を使いながら、要所要所でこちらのアドバイスも交えて重要部分を探し、それをまとめる練習を続けるとどうなるでしょう。
当然、読解力の向上につながり、その先の安定した得点力に結びついていきます。
我々側も、1対1で子どもを見ているため、その子の弱点やくせ、目の動き、読解のスピード、その他もろもろの課題点を見つけやすく、的確なアドバイスができます。

大手塾でよく言われる、「国語は時間がかかりますから時間をかけてゆっくり力をつけていきましょう」という常套句は、個別で見ることが難しいことから出てくるものです。そんな時は我々を頼ってください。
修英塾には、国語の読解力を上げるノウハウがあります。